EpiloguePart4 【CIA身分証の裏面、戸籍の名前を強制変更】

EpiloguePart4
内閣情報調査室, 宮内庁VS元公安調査庁CIAエージェントのK氏
【CIA身分証の裏面、戸籍の名前を強制変更】

私はかなり長い間この、日本という国が総力を挙げて国家権力を行使した包囲網を、完全に芸能界絡みの事だと思っていたのだが、それにしてもなぜ私が、たかだか芸能界の秘密を知った程度の事でこんなにも長年にわたり、大掛かりに国家から包囲網を敷かれ、また嫌がらせをされ続けているのか、確かにこの日本は戦前までは恐ろしい国家だったといわれているが、ここまでするとは、【この国はまるでテレビでよく見る北朝鮮等の独裁国家かそれに匹敵する様な狂った国家だ。】と、この国家の狂気の沙汰のごとき私への包囲網の本当の理由も知る由もなくずっと苦しんでいたのだ。
しかしある人物から初めて私にこの国家規模の包囲網を敷かれている本当の理由を教えられ、誰もが信じられないであろう、尋常では無い狂気じみた国家総動員空前絶後の大規模な包囲網の状況が少しだけ垣間見えたのだ。
私にその包囲網についての状況を教えてくれたある人物というのが、元公安調査庁のエージェントで、その後CIAのエージェントであったK氏なのだ。

私は【Part1】でも述べた様に、ちょうどこの件をK氏に全て任せる直前まで、新党大地の代表で現、参議院議員鈴木宗男氏と共に自民党中川一郎大臣の元秘書であり、大物で力があると言われている人物【 芸能界でも強大な力を持っている静岡県富士宮市にあった山口組後藤組企業舎弟渡辺あきら氏が、その後藤会長に頼み私の金銭絡みの解決に協力すると言われていたのだ。
また他にも、私は、私の女友達のご主人であるエイベックスの作曲家兼アーチストの方からの紹介で、Vシネマや映画や漫画等で有名な【 ミナミの帝王 】の萬田銀次郎のモデルであり、現在は都内に在住の金融会社の社長に相談に乗ってもらう為に会う事になっていた。

どんな経緯でそうなったかを述べると、銀座の高級クラブで働く私の高校時代からの女友達から、私は何故か突然、福島に旅行に招待されたのだ。
そして2人で東京駅から福島に行く新幹線に乗りその車内でその女友達から、『 実は私の知り合いがこの旅行に私達を招待してくれたんだ。それで、みんながサプライズで大掛かりに私達の歓迎会の準備をして現地でハイヤーを用意して待っているんだ。』等と唐突に言われたのだ。
その女友達がそんなに気前が良いとは、おかしいな、とは思っていたのだが、やはり彼女が旅費を支払うのでは無く、スポンサーがいたのだ。
だが、そんな風にまるで私の為の大掛かりなサプライズパーティを皆で一生懸命に準備した様に嬉々として言われてしまっては、私としては、礼を言うより他は無い。何しろ、私はこの旅行の費用を全く負担していないのだ。

そうして私達が福島駅に到着すると、駅前のロータリーに、岡山市長【その後国会議員】の萩原誠司氏の現職秘書や現地の大地主の有力者【川又町の誉田氏】や、他にも会社の社長や専務などが何台ものハイヤーを用意して私達の到着を待っていたのだ。

そこから用意されたハイヤーで、たけのこ刈りに行き、その後皆でフカヒレの姿煮等の豪華な食事を食べたのだ。、そして宿泊先等も提供してもらったのだ。
なぜ私の為に、この様に、見ず知らずの人達が大金を使って歓迎してくれるのかは全く分からなかったが、皆、品もよく、明るくて感じの良い人達だったのだ。

そしてその食事の席で私は、その中にいた設計会社の専務から、『 実は、あなた達を招待してそれらの費用を負担したのは、私達なんですよ。うちの会社は、福島だけでは無く、六本木でも設計事務所を経営していて、先程会社に立ち寄った時に顔を見せた渡辺社長であり、静岡の山口組の後藤会長の企業舎弟なのです。
もし何か困っている事があれば何でも相談して下さいよ。
私共も困っている事があるとすぐに後藤会長に相談しているのですが、会長は非常に強いお力があるのでどんな事でもスピード解決してしまうんですよ。会長はそこらの成り上がり者とは全く違い、鉄道会社を経営する家柄であり元々が大金持ちなのですよ。
どれ程の企業や政治家や芸能人の面倒を見ている事かと云えばもう、大変な数ですよ。
その上、人間的にも大変尊敬出来る素晴らしいお方なのです。会長程、力があって優しくて男気のある方は、まず間違いなく日本には絶対にいないと確信を持って言えます。
ですから安心して気楽にまず私達に相談して下さい。大船に乗ったつもりで。』などと、言われたのである。

その福島と東京の六本木で設計会社を経営する渡辺社長は、会社を経営する以前は、新党大地の代表で現参議院議員鈴木宗男氏と共に、自民党中川一郎という大臣の秘書していたのだという。
だがそう言われても、企業舎弟などという言葉を初めて聞いた私はそれが何なのかは分からなかったのだが、困った時に相談する会社の顧問の様なものと理解したのである。

この前の#7のPart1で述べたが、私が自称【国土交通省】の官僚を名乗る田辺氏に相談しており、その田辺氏から【私を公安の人間に紹介し必ず全面解決させる。】と約束され、私はそれを信用していたのだが、突然田辺氏と連絡が取れなくなり困っていた時に、この自民党中川一郎大臣の元秘書であり、静岡の山口組の後藤会長の企業舎弟であり、福島と東京の六本木で設計事務所を経営する渡辺社長と知り合い相談していたので、ついでに私は自称【国土交通省】の官僚を名乗る田辺氏の事も、この渡辺社長に探してもらおうとしていたのだ。

そしてちょうどその矢先に偶然、その田辺氏を、いわゆる携帯電話のキャリアでは無い【Yahoo!】の普通のメールアドレス【捨てアド】のメールアドレスから探し出してくれるという元公安調査庁のK氏に出会ったのである。

だが、その元公安調査庁の諜報員であるK氏が、『 もしそうした人達との関わりを全て完全に断ち切るならば、田辺氏を【捨てアド】のメールアドレスから探し出すばかりで無く、元公安調査庁の諜報員である僕が、個人的にこの問題に全面的に解決の協力をしてもよい。』 と、私に言ったのだ。

そしてまた、『だからその自称【国土交通省】の官僚を名乗る田辺氏を探させたりしてはいけません。それからあなたの様々な問題解決に関してですが、とにかく私だけに任せ、他の誰にも決して相談してはいけません。例えどんなに力がある人物でもこの話に関わらせてはダメですよ。』 と、厳しく言われたのだ。

更にK氏は、『 それからヤクザとは決して関わってはいけませんよ。いくら取れた金額を折半にしてくれるって言っても半分は持っていかれてしまうんだし、本当に取れた金額の半分をくれるのかも信用も出来ないし、そりゃ勿論一部はくれるでしょうけどね。
第一、あなたは、公安調査庁とヤクザのいったいどちらが強いと思ってるの?はっきり言って比べ物になんかなりませんよ。ヤクザを潰す事なんて公安調査庁からみれば、あまりにも簡単過ぎて赤子の手をひねる様なものですから。
それにヤクザはどこにでもいるけど、僕の様な公安調査庁の人間にはそうそう会えないですよ。あと言っておきますが、ヤクザではこの問題は根本的な解決には絶対に至りませんよ。
君のその問題をその程度のつまらない話で終わらせてもいいのならヤクザにでも頼んでみたら。』と、私に言ったのだ。

私はその頃、山口組後藤組の会長がどれ程、力があり有名であったかを正直全く知らなかったので、【 その程度のつまらない話で終わらせてもいいのならですって!?それは一体どういう事。】と思ったのだ。それにK氏の話を聞いていると、どれ程、力がある有名なヤクザの組長や、あの有名なミナミの帝王よりも、公安調査庁の方が全然力が有りそうだ。
確かに、親身になって力になってくれる元公安調査庁の職員なんて、間違い無くなかなか出会えないだろう。それに元々、自称【国土交通省】の官僚を名乗る田辺氏にから私に【公安の人間に紹介して必ず全面解決させるから。】という約束をしていたのだ。
そういう訳で、私は要するに正に元公安調査庁の諜報員であるK氏の様な人物を相談相手に望んでいたのだ。
私の周囲の国家権力による包囲網を取り除き、またこの真相を知り抜本的に解決する為には、静岡の後藤組の後藤会長では、私が被害を被ったお金は取り戻せるかも知れないが、国家権力による包囲網を取り除くところまで辿り着かないかも知れないと思ったのだ。
それでせっかく後藤組企業舎弟であり自民党中川一郎大臣の元秘書の渡辺社長がわざわざ後藤会長に私の問題解決の協力をして頂けるとの申し出や、ミナミの帝王のモデルとなった社長の紹介も断る事となったのだ。
やはり根本的な問題解決こそが一番大事な事である。
それに【その程度のつまらない話で終わらせていいのなら 】とまで言われ、何だか危うく酷く損をするところだったと思えたのである。

K氏はまた、『 あとこれだけは言っておくけど、君への包囲網の件では、絶対に公安調査庁は関わってないからね。だから君が包囲網を敷かれて嫌がらせをされているのを公安調査庁のせいにだけは決してしない、とそれだけはまず先に約束しておいてもらわないとね。
それだけは絶対に違うし、それを公安調査庁のせいにされてしまったら、僕も君の問題解決には協力出来ないからね。
僕は元公安調査庁の職員として、あくまでも個人的にこの問題に興味を持って君に協力するだけだから。
それに、僕も君の話を聞いてて僕なりに思うところがあったから。』と言われたのだ。

そうしてK氏に田辺氏を探してもらったところ、結局その自称、国土交通省の官僚の田辺氏は、本郷の東京大学内で仕事をしている事が判明したのだ。 
それは田辺氏が私に教えていたメールアドレスが、ヤフーのメールアドレスともう一つ、【u-tokyo 】という東京大学固有のドメインを使用していた事から発覚したのだ。
またK氏は、『詳しくは教えられないが、田辺氏は表向きは東京大学内で働き、裏で公安関係の仕事をしているのだ』 と、言っていた。

だがK氏が田辺氏を見つけたものの、田辺氏が私に私の問題解決をする公安の人間を紹介するという約束だったのだが、田辺氏を見つける為に協力してくれた人物自体が、全くの偶然にも元公安調査庁のK氏だった為、もう田辺氏から公安の人間を紹介してもらう必要は無くなったのだ。こうして私は、K氏に全面解決を任せる事になったのである。

私はK氏にそれまでの沢山のトラブルについて、あれこれ頼んでいたのだが、K氏から【まずはトラブルを一つずつ順番に解決していく。】と言われたのだ。
それでK氏は一つ一つ別個に聞き取り調査を始め、それらを基に後から本格的な文書の作成をするとして、私から聞き取った話を取り敢えず文書に掘り起こす作業に取り掛かったのだ。

だがそうして話しているうちに、一つ一つの事柄に対してK氏が、『それは妙ですね。普通ならそんな事は有り得ませんが。』などと言うようになったのだ。
次第にK氏から、私が優先的に解決を依頼しているトラブルとは一見全く関係無いと思われる、私の母や祖母の質問ばかりされるようになり、私は【いったい何故、私の母や祖母の事などばかりを聞きたがるのだろう、そんな事は全く時間の無駄だ。】 と苛立っていたのだが、『これは確かに何かおかしい、いったいどういう事なのだろう。』と、その私までもが不可思議だと思う程、K氏は不審に思える事柄を的確に突いていったのだ。

その切っ掛けとなった話が【第2部】の#2で述べた【皇太子妃雅子妃殿下の亡くなった元婚約者】の話であったのだ。
だがその話自体そもそもが、K氏から先に私に『何か皇室関係で秘密の話等を聞いた事はありますか?』と尋ねられたのだ。それで私は『そういえば、私が三菱商事の友人から香港によく招待をされて遊びに行っていた時に、【雅子妃は皇太子から結婚を望まれていたのだが、雅子妃には元々同じ外務省に婚約者がいたので皇太子からの結婚の申込を断った折、その雅子妃の婚約者が突然、交通事故か何かで不審な死を遂げたのだが、それは実は暗殺されたのだと、私の友人である三菱商事の青島氏の上司である井脇氏と、その親友で省庁に出向していて大臣の答弁書も作成していた三菱系銀行の社員であり、その外務省勤務の雅子妃の元婚約者の親友であり雅子妃とも親しかったご友人という人から聞いた事ならありますけど。』と話し、それをこの【第2章】の#2で述べた様にK氏に詳しく説明させられた事で、大きくK氏との話の方向性が変わってしまったのだ。これは正に、K氏に相談していた時の転換期となった重要な点なので、#2でK氏がこの話について述べた意見を再び掲載する。
この香港で偶然に目の当たりにした、一連の、皇太子妃雅子妃の、雅子妃との結婚直前に不審死【暗殺?】により亡くなられた元婚約者の話を、元公安調査庁の諜報員でありCIAのエージェントであったK氏に話したところ、K氏は、『 結論から言うと、偶然でそんな話を聞く事は絶対に有り得ませんよ。そこまでの偶然はいくら何でも有る訳が無いでしょう。

あなたがそんな外国の香港にわざわざ三菱商事の人間から全て無料で何度も招待されいて、たまたまあなたの友人が居ない時に三菱商事の者と一緒に、省庁に出向してて大臣の答弁を書いていたという皇太子妃の雅子妃の友人でもあり雅子妃の元婚約者の親友でもある三菱系の銀行の者が食事の場に現れ唐突に、【雅子妃が皇太子からの求婚を頑なに断って同じ外務省の男性と婚約をしたら、雅子妃と婚約したその男性が結婚を直前にして急に変死した。】だの暗殺されただの、またその雅子妃の元婚約者の親友が、その時の雅子妃からの元婚約者への愛する思いが認められた手紙を持っていて、その三菱系の銀行勤務の雅子妃の元婚約者の大親友だけで無く、その友人の三菱商事の者までがその手紙を読んでいて、【その話の証人になる】だとか、そんな恐ろしい国家機密を、たまたま偶然に招待を受けた遠い異国の地で突然あなたに打ち明けられるだなんて。
更にそこにまた、これが決定的ですが、皇太子妃雅子妃の亡くなられた元婚約者の弟さんがその話をしているところで偶然に、外国であるその香港の九龍の一流ホテルのレストランにちょうど同じ時間に予約をしていて入って来るだなんて、馬鹿馬鹿しい。

そんな遠い外国でそこまで偶然が沢山重なる訳が有り得ませんよ。それはおそらくあなたを呼び出して皇室関係の事であなたが誰かに何か口止めされていたりだとか、あなたが誰かから皇室関係の事を聞いていたり、また何か知っている事が無いか、有ればそれを引き出そうとしていたという事でしょうね。それでその事を確かめる為に、国内では口止めされていて話せないかも知れないと思い、外国という開放的な空間で壮大なセットを仕掛けたんでしょうね。そこでその三菱商事と三菱系銀行の者達があなたに、我々も皇室からの被害者なのだと見せかければ、もしあなたが何かを知っていれば、同じ立場の者達だと思い込んで安心して【実は私も天皇家の事でこんな話を聞いている。】等とポロっと漏らすでしょうからね。

それにその雅子妃の元婚約者の親友だという三菱系の銀行の者とあなたは初めて会ったのでしょう?
だいたい初めて会った学生の女の子に、突然そんな聞いてしまったら殺されるかも知れない様な国家機密をバラす訳が有り得ませんし、常識外れも甚だしいですよ。
しかもちょうど正にその話をしている時に、そんな遠い外国の香港の高級ホテルのレストランで偶然にも同じ時間にその雅子妃の元婚約者の弟さんが現れただなんて。
それがまず間違い無く壮大なセットを仕込まれていたという根拠ですよ。
更にその元婚約者の弟さんがこれまた同じ三菱商事の人間だったわけでしょう。
三菱系の銀行勤務のその雅子妃の亡くなった元婚約者の親友と、雅子妃からのその親友への手紙をその元婚約者の親友から見せられた三菱商事の者と、これまた三菱商事に勤務する亡くなった元婚約者の弟さんという、全て三菱系ですよね。
あなたは皇太子妃の元婚約者の暗殺事件の3人もの重要な証人に、図らずも一遍に会ってしまった訳だし、そこの香港のレストランに亡くなった雅子妃の元婚約者の弟さんが入って来て、あなた方のテーブルに挨拶をして来た時に、当事者が一同に、何故か日本から程遠い外国の香港の九龍の一流ホテルのレストランに集結してしまった訳ですよね。
でもその瞬間に明らかにただのゴシップや噂話の域を超えてしまい、あなた自身もその重大な国家機密の生き証人になってしまった訳ですかよ。これは考えてみれば恐ろしい話ですよ。
それから雅子妃と同じ外務省に勤務されていた、雅子妃との結婚を目前にして亡くなられた元婚約者の親友だという三菱系の銀行に勤務されてる男性が、雅子妃から直接送られて来た、雅子妃と同じ外務省に勤務されていた元婚約者をどれ程愛しされていたかだなんて事が延々認められた手紙を持っていて、更にそれを赤の他人に見せたり話しているだなんて、まず有り得ませんね。
何故ならそんなとんでもない国家機密に該当する重大な物品を持っていてそれを色んな友達に見せて廻ったりされたら大変な事になりますし、ましてやそんなこの国の暗部を親しい者達だけならまだしも、見ず知らずの初めて会った学生の女の子にまで、【皇太子妃の元婚約者が暗殺された。】だなんて、そんな途轍もない重大な国家機密をバラしまくっている様な者に、この日本の皇太子妃である雅子妃と同じ外務省に勤務していた亡くなられた雅子妃の元婚約者の事を、雅子妃がどれ程愛していたかを認めた手紙なんて代物をそのまま持たせていたら、更にどんどんと関係の無い色々な一般人に言いふらすでしょうし、海外のマスコミ等に雅子妃から送られたその手紙を売り払ったりするかも知れませんよね。そうしたらとんでもない事になりますし、そんな事を国家が放っておく訳が有り得ませんよ。
ですからまず間違い無く、その雅子妃から送られたその手紙は没収されているし、関係者には全て箝口令が敷かれていますね。
勿論その三菱系の銀行の元婚約者の親友とやらからその話を聞いた人達全員にもね。
それと亡くなられた雅子妃の元婚約者の弟さんにも、【家族の者が暗殺された】等と言い出さない様に、当然箝口令が敷かれてる筈ですよ。

それからその皇太子妃である雅子妃と同じ外務省に勤めていた、雅子妃の亡くなられた元婚約者の話は、実は私も知ってました。ですからその話自体は本当の話ですよ。
でもその話は勿論完全に箝口令が敷かれてますよ。公安調査庁の人間だって一部の者しか知りませんから。
いったいその話を知っている人がこの日本の人口1億人の中に何人いると思いますか?それくらいこの話を知っている人は極めて少ないという事なんですよ。
それなのにそんな事を言いふらしていたら、まず間違い無く皇室を転覆させようとしている反社会的人物として抹殺されていますよ。
それにその雅子妃の外務省に勤務されていた亡くなられた元婚約者の親友という男性は三菱系の人間なわけだし、大臣の答弁の原稿を書いてる様な人物なわけでしょう。それならいくら何でもその程度の事は分かるでしょう。

という訳で、まず間違い無く、明らかにわざわざ遠い外国の香港にまであなたを呼び寄せて、あなたに同じ皇室関係の被害者だと見せ掛けて味方の振りをして、皇室関係の話をどれだけあなたが知っているかを調べようとしたのと、あなたが知っている皇室関係の事を引き出す事が主な目的だったのでしょうね。
まあ国家とはそうした暗殺等をいとも平気で行うという事をあなたに教えたかったという事もあるんでしょうねえ。
固く口止めされている人から話を引き出す為ならば、それくらいの大掛かりなセッティングをして味方の振りや同じ被害者の振りをしないと話を聞き出す事なんて無理ですし、日本から遠く離れた外国なら話しても大丈夫かと開放的な気持ちにもなるでしょうから、その程度の大掛かりな仕込は当たり前にやりますよ。』と言ったのだった。

その後、その話を切っ掛けに話がいきなり急展開し、金銭トラブル等の解決を後回しにされてしまったのだ。
K氏からの私への質問内容が【宮内庁の人と結婚した身内はいないか?】また【祖母の妹さんはいないか?その妹は美人か】など母や祖母の話が中心になり、私は最初、母や祖母の質問をされた時に、【母や祖母の話など全く関係無いのに面倒だなあ。そんな話どうでもいいのに。】などと思っていたのだ。

だが、K氏から『おばあさんの妹さんと宮内庁が何か関係していませんか?』と質問をされたのだが、それは正に私が【えっ?いったい何故それを知っているのか?】と驚愕し問い質したくなる質問だったのだ。

それで私は、【これは何かあるな。】と思い、そこから私はK氏に、以前母から聞いていた私が知る限りの話を思い出して話し始めたのだ。
私が幼い頃、祖母の妹の【あい】が祖父や祖母や母と一緒に住んでいたのだが、【あい】はいつも家事等をしていてまるで【家政婦さん】の様な存在であったのだ。
だが【あい】は家族の者に対して誰一人に話しかけたりする事が無かったのだ。勿論、私も一度も話しかけられた事が無かった。小さい頃、私が【あい】に近づくと、母が【あい】に『ほら、あいちゃん、話しかけられてるから返事をしてあげて。』などと言うと小さな声で『あい。』などと返事をするだけだ。私は幼いながら【あい】が年で耳が遠いか呆けているのか、そのどちらかであろうと思っていた。その後【あい】は認知症が更に酷くなったそうで、いつの間にか老人ホームに入っていてそこで亡くなったのだ。

その祖母の妹である【あい】は嘗ては、普通にはまずいない様な、もの凄い美人だと評判だったのだという。それでその美人との評判を聞きつけてお金持ちの靴屋を営む男性と結婚をしたらしいのだが、すぐに離婚して実家に戻って来てしまったのだそうだ。
だが実家に戻ると直ぐにまた、【あい】が大変な美人との噂を聞きつけた宮内庁の立派な男性が家にやって来て『【あい】さんを嫁にしたい。』と言ってきたのだそうだ。それで【あい】の親(私の曽祖父母)は直ぐに嫁に出してしまったのだと云うのだ。

そして【あい】は、そのまま宮内庁の男性と結婚をして何と【皇居の中】に住んでいたのだという。因みに母が祖母に【あい】の結婚相手であるご主人が皇居の中でどんな仕事をしていたのかを聞いたところ、祖母から【馬に乗っている人】などとよく分からない事を言われ【それは一体何だろう?】と思っていたのだそうだ。だが祖母もその妹の【あい】も私が子供の頃に亡くなっているのでそれ以上の事は分からないのだ。
それでその話からK氏は、『 職業が【馬に乗っている人】って変な話ですねえ。まあでも普通に考えれば皇宮警察の人とかですかね、皇居の中に住んでいるという話からしても。
とにかく【あい】さんのご主人が誰だったのか素性を調べなければ。
では母方のご家族の附票とお母さんの戸籍謄本と住民票を急いで取ってきて下さい。それからお母さんの卒業証書なども。』と言われたのだ。
それは、もう一つ母について不可思議としか言いようのない事象があり、それをK氏に話たところ、K氏から【この日本で日本国籍の人でそんな事がある訳が無いし絶対に不可能だ。】と言われた事象が発覚し、他のトラブルの解決はを一旦中断してまでも、真っ先に母や祖母や【あい】などの戸籍謄本や住民票を調べなければならなくなったのである。

そしてそれらを役所に取りに行き、K氏と一緒に見てみると、皆、おかしな事だらけであったのだ。
まず【あい】は本来なら二度結婚していたはずなのだが、戸籍上では一度も結婚していない事になっていたのだ。最初の金持ちの靴屋との結婚はまだしも、宮内庁の人間と結婚をして皇居の中に住んでいたのであれば、最低でもきちんと戸籍上で婚姻していなければ、ただの一般女性との同棲という事になってしまい、皇居内で働いている者が、妻でも無い者と同棲をして皇居の敷地内に住まわせるなど、絶対に不可能であり、間違い無く有り得ないというのだ。

しかも【あい】をが離婚して実家に戻って来てからが更に謎なのだ。母が言うには【あい】が実家に戻って来てから、両親【曽祖父母】が何と、ただの一度も【あい】を一歩も家から外に出さずに家の中で座敷牢の様に監禁状態にしていたというのだ。これは明らかに異常である。
私は勿論の事、母も『いくら何でも【あい】ちゃんを家から一歩も外に出さないで家の中に監禁していただなんて【あい】ちゃんが余りにも気の毒過ぎる。おじいさんもおばあさんも【私の曽祖父母】狂っているとしか思えない。』と言っていたくらいである。私も小さい頃にその話は母からよく聞いていたのだが、曽祖父母は私が生まれるずっと前に亡くなっていたので勿論会った事は無いが、その話を聞いていた私は、曽祖父母の事をずっと【頭がおかしい、若しくは変人】だと思っていたくらいなのである。
その後【大金持ちで相場師の叔父さん】という人が現れ、そのお金持ちの叔父さんから祖父母が大邸宅を建てて貰い、また【あい】もアパートなどを貰って所有していたのだが、その叔父さんが病気で直ぐに亡くなり、その後、悪い兄弟が【あい】の印鑑を勝手に使い、財産を全部奪われてしまったのだそうだ。そして祖母が【妹が可哀想だから。】と【あい】を引き取ったのだ。
また母以外全員男兄弟だったのだが、祖母が息子達を何故か他人に金を渡して兄弟全員を里子に出してしまい、家に残っていた子供は何故か母1人だったというのだ。母は祖母を【こんなに金持ちなのに兄弟を皆、里子に出すなんてよほど子供を育てるのが嫌いな変わった母親】だと思っていたのだそうだ。そして里子に出された兄弟達が家に戻って来ても何故か門を閉め、どんなに門を叩き騒いでも、決して家の中に入れなかったというのである。それもまた何ともおかしな話である。
だがその当時はまだ祖父母の悪い兄弟達から財産を騙し取られる前で、町で1,2を争う大金持ちだったのだ。
母は小学校の時は日本舞踊、三味線、長唄、バレエ、書道、絵画、そろばん、家庭教師による勉強と、毎日習い事三昧で、近所の子供達や学校の友達ともほとんど遊ぶ暇が無かったのだと言う。
実際、母の実家の庭の離れの邸宅には、東京芸術大学出身の母の勉強兼絵画の家庭教師やその家庭教師の家族全員で住んでいた程なのだ。

更におかしな事には母の実家では、母がもの心がついた頃には、家の中には常時、何と5,6人もの警官がいたのだというのだ。
母はいつも『うちの中には、警察の人達が常に5,6人はいて、と言っても寿司食べたり酒を飲んだり和気あいあいとしていて、皆良い人達ばかりだったけど。』と言っていたのだ。
母の説明によれば、実家は大きな屋敷で立派な二重の塀で覆われており、その外側の塀に小さな穴を開けて、警官の1人が交代で常時その穴の前の家に住んでいる人が【赤の人の大物】(共産党?)だと云う事で、その人物(そこに住んでいるおじさん)を監視していたのだという。だが交代制だったので他の5,6人の人達は寿司を食べ酒を飲み、いつも宴会の様に盛り上がっていたのだそうだ。
然しながら、母の家の前に住む【赤の人の大物】と言われているおじさんは、とても品が良くいかにも賢そうな人で、母とたまたま家の前で会うと、いつもにこやかに母に挨拶をしてきたのだそうだ。
しだが、母の家に常時大勢の警官がいてそのおじさんの家を見張られている事を知っていたので、母はその優しそうなおじさんをとても気の毒に思っていたのだそうだ。

とその話をするとK氏は、『 しかし、いくら【赤の人の大物】がいるからといって、一般家庭に常時5,6人の警官がいてその警官達が寿司を食べて酒を飲んで宴会をやっている家なんて普通に考えてそんな家って有りますか?
どう考えてもそんな家は有りませんよね。5,6人の警官が常時、家の中で宴会をしてるって、いくら何でも人数が多すぎるでしょう。それはもしかして前の家の人を監視していると見せかけて実は【あい】さんとお母さんの警護をしていたのではないでしょうかね。

それにお母さんは男兄弟が多かったのにその家族ばかりか親戚一同誰一人として戦争にいっていないというのも有り得ませんよね。』と、言ったのだ。

それで私は、『それは勿論、母の家では戦争で物資が無くなる事など一度も無く、それどころか食べ物でも何でも売ったり近所の人達にあげるほど有り余っるというよりも、家の中に溢れかえっていたそうです。
だから戦争とは全く無縁の生活をしていたというのです。
そういう訳で、戦争の話と言っても何も無く、終戦近くになって、母の家にも近所から1本の竹槍が配られたのだそうです。それで私のおじいさんが、【こんなもので戦闘機に何が出来るのか?】と首を傾げ、捨てる訳にもいかず、物置きにそのまましまったのだと母が昔聞いた事があったそうですけどね。』と言ったのだ。

そして全く想像していなかった事だが【あい】の附票には【あい】が2度結婚しているどころか、驚く事には戸籍上では未婚となっていた為、結局、残念ながら【あい】が誰と結婚をし、離婚をしていたのかが附票を見ても判明出来なかったのだ。

また更に奇っ怪な事に、母の戸籍謄本が相当に不可思議であったのだ。まず、母の両親にあたる祖父母は母が生まれた頃は離婚をしており、全く別の場所に住んでいたのだ。ところが祖父母が離婚する前は祖母も祖父の姓に入っており祖父姓であったのだが、離婚時にはお互いに元の姓に戻していたのだ。だが、復縁し再婚した時には何故か逆に、今度は祖父が祖母の姓に変わったのだ。それも何故か母が2才の時であり、それまでは母は祖父の戸籍に入っていたのだが、祖父母の再婚と同時に母と祖父の2人が同時に今度は全く逆に、何と祖母の籍に入り祖母姓となったのだ。
つまりそれまでは母は祖母の戸籍には登録されておらず、しかも母が生まれた頃は祖父と祖母は離婚中というのがまた何かおかしい。それに母は1人だけ上の兄弟達とはだいぶ年が離れているのだ。

更にもう一つ決定的に普通では絶対に有り得ないおかしな点があるのだ。それは母の名前である。母は元々は【静子】という名前であり22歳になるまでずっと、小学校から高校まで更に専門学校に至るまでの卒業証書も、珠算や簿記の免状でも全て勿論【静子】になっていたのだ。勿論、保険証等の郵便物もそれまでは全て【静子】になっていたのだ。
ところが母は22歳の時に車の運転免許を取ったのだが、その時に住民票が必要になり役所に住民票を取りに行くと、何と自分の名前が【喜代子】に変わっていたというのだ。それで家族全員で驚いたという。
だから母の周りの人達にとって【喜代子】という名は、成人後に、何故か役所の人に間違えられた単なる戸籍上の名前に過ぎず、祖父母は勿論の事、私の親戚である母の兄弟やその家族から近所の人達や母の学生時代やその後の友人達まで全てに渡り、皆が母を【静子さん】または【しーちゃん】と呼んでいるのだ。当然、母への同窓会の案内状や年賀状から宅配物に到るまで全てが【静子】宛となっており、いったい何故、役所からの封筒にだけ【喜代子】となっているのか、私が小さな頃からの最大の疑問であり、ずっと不思議で仕方が無かったのだ。

私がそれを話すとK氏が『そんな事はいくらパソコンが無い時代でもこの日本でそんな事は間違い無く絶対に有り得ないから、もしそれが本当ならばそれは大事件になる程大変な事ですよ。とにかく直ぐに戸籍謄本と住民票だけで無くお母さんの小学校から専門学校までの全ての卒業証書と免状などを持ってきて下さい。』と言われたのだ。
それでさっそくK氏にそれらを見せると、『 戸籍上では、あなたの祖父母が離婚している間にお母さんが生まれてて、男親が女児の赤ん坊を一人で育てていた事になっている様ですが、どうも不自然ですね。確かに、あなたのお母さんは本当に【静子】という名前で育って来たのに22歳の運転免許を取った時に唐突に【喜代子】に名前が変わってしまったんですね。でもこんな事はまず絶対に有り得ないんですよ。
何故かというとね、公立の学校に入学する時は戸籍やら住民票を基に入学の案内が届く事になっているので、別の名前やあだ名やニックネームなどは一切禁止されているんですね。だいいち学校で使う名前が、あだ名やニックネームでも可という事になれば、そんな人だらけになれば誰が誰だか分からなくなってしまい収集がつかなくなりますからね。
ましてや日本国籍の者で公立の学校で勝手なニックネームなどが許可される事など絶対に有り得ませんよ。
それに大体が勝手につけていたニックネームと戸籍や住民票を基に学校側に届いている名前が一致する訳が無いでしょう。
それに公立中学校で別の市町村に引っ越しし、そこでまた別の公立中学校にも編入しているのにそこでの名前も【静子】になっている訳ですからね。
それなら少なくとも専門学校を卒業するまでは【静子】という名前だったのはまず間違い有りませんね。
それに【静子】と【喜代子】では2文と3文字で字数まで違うし全くの別物じゃないですか。その名前のどこも似てないですし間違いようが無いでしょう。
それに保険証等の郵便物も役所から日々の生活で沢山届く訳ですから家族の誰も20年近くも気付かない事など有り得ませんよ。ましてその名前も【静子】だったわけですから。』と言ったのだ。

そしてK氏は『もし考えられるとすれば、市役所のかなり上の立場の者がお母さんのストーカーで、お母さんの名前を変えていたずらをした、くらいしか考えられませんが、まあそんな馬鹿な事をする役所の上の人間なんてまずいないでしょうね。
普通はもし名前を変更する為にはまず家庭裁判所に変更希望の届け出をし、それが認められなければならないですからね。
あなたのお母さんの名前を勝手に変更した人物像を想像するに、その裁判所などの過程をすっ飛ばして、法律など全く関係無く無視し、家族の者達の誰にも知られずに、突然名前を変えられる程の途轍もない権力を持つ者が親なのだという事を示したかったのでしょうね、恐らくは。

それと昭和天皇のお孫さんで今上天皇の娘さんの名前が【清子】さんですよね。それで22歳の時に突然親がつけた名前とは別の名前の【喜代子】になっていたという事は、その次の世代が【喜代子】の名前の通り【喜ぶ代の子】になるという意味を表したかったのでは無いでしょうかね。それで昭和天皇の孫娘の名前を【清子】にしたのでは。そのお名前は【さやこ】と読みますが普通に字だけ見れば【きよこ】と読めますし、そこら辺が関係しているのでは無いでしょうか。もうそれしか考えられませんね。

それとあなたの祖父母は何故【宮】がつく町名の地に引っ越し、また年が離れた兄弟の中で、末っ子のあなたのお母さんにその家を継がせたのでしょうかね?』と言ったのだ。

そして私はK氏から、『これではっきりと分かりましたけど、あなたのこの大掛かりな包囲網は全てこれが元凶でしょうね。そもそも芸能界の秘密を知ってしまったからなどといった理由で公安が出て来る訳が無いと思っていましたよ。私が調べたところ、あなたが探していた田辺氏が、表向きは東京大学に勤めていたんですが、実はある組織のセクションの手先となって活動していた事が分かったのですよ。それは私が田辺氏の動きが怪しかったので盗聴していたところ、田辺氏を手先に使っていた者が分かり、更にその者を盗聴したところそれが【内調】内閣情報調査室と繋がっていて、【内調】の人間が間接的に田辺氏にあなたの件で指示をしていた事が分かったんですよ。実際、盗聴していた時にあなたの話が出てましたから。ここまで状況が分かった以上、もう他のトラブルは後回しにして、先にこちらから片付けるより他は有りませんね。逆にこちらから先に片付ければ後は簡単に方が付きますから。』と言われたのだ。