Epilogue Part 13 【内調】内閣情報調査室

Epilogue Part 13
【内調】内閣情報調査室

『 私にアイマスクやら、目隠しをするですって? いったいどういう事ですか、それは。』
それではまるで、映画で出てくるマフィアのボスに会いに行く時に目隠しされて車に乗せられて連れて行かれるシーンの様ではないか。
ミッション・インポッシブルではその様なシーンを見た事があるのだが。
だが、それを聞いて私は、自分の身に起きたある出来事を思い出したのだ。

それは、Epilogue Part3で述べた、

【いつも追試で一緒だった、私と同じテキストのみただ一冊を勉強していたあの早稲田大学理工学部の名誉教授の娘のOも受かったかも知れないなあ。】 と思っていたら、何とやはり案の定、あのOも私と同じ学部の同じ学科に受かっていた

あのOから、大学1年の時の大晦日に連絡があったのだ。そして、
『大晦日だから、ニューイヤーズ・イブをみんなで一緒に祝おうよ。』
というのだ。
そこにはOの友人達も数人集まるという。

Oと私は、中学高校時代に同じクラスになった事はあったのだが、別のクラスになってからもいつも追試で一緒だった事や、Oのクラスに私と仲の良い友人がいた事もあり、Oからはよく話しかけられていたのだ。

そしてその近年では、私は私の家庭教師から、Oは早稲田大学理工学部の教授であるOの父親からそれぞれに、【これさえマスターすれば絶対に大学受験に受かる】と言われていた、その同じテキストを使っていた事が判明したのだが、そのテキストを使用していたのは学校中で私とOただ2人だけだったのだ。
それ以来、Oの方から
『 私達は同じテキスト繋がりだから、何か運命を感じるから。』
などと私に言って、やたらと私に声をかけてくる様になったのだ。
実際にいつも追試で一緒だった私達2人が、学年で6分の1くらいしか系列の大学に進学しないにも拘らず、同じ学部の同じ学科に入学したという事もあるだろう。
何しろ英語の入試問題が、私達がそれぞれ【これさえマスターすれば絶対に大学受験に受かる】と言われていた、そのテキストの中から全て出題されていたのだから。

それに、私が高校まで仲の良かった悪友達は系列の大学には誰も入学せず、学内には女友達が居なくなってしまった為、仕方無く学校内ではOやその友人達と話したり、たまに一緒に外食したりしていたのだ。

私は【大晦日は他で遊ぶ予定だから。】と断ったのだが、【どうしても一緒にニューイヤーズ・イブパーティに来て欲しい。】と、そのOからしつこく説得されたのだ。
あんまりしつこく誘ってくるので渋々、集合場所のバーに行く事になったのだ。

そこでは、Oの他にも、同じ高校から系列の短大に入学した者や、外部から短大に入学した者など合わせて4人くらいいたのだ。
すると皆、何やら悪巧みをしている様なニヤニヤとした表情を浮かべて、今日私を呼んだのは実は、ある理由があるというのだ。
その理由というのが、そのOとOの友人達が私にサプライズさせて遊ぼうという、【ドッキリ企画】を仕掛けているのだという。

【ドッキリ企画】とは何かを、知らない方の為に一応ここで説明するが、

ドッキリとはバラエティ番組の表現手法のひとつ。番組進行を知らない、または虚偽の進行だけ知らされている出演者をだましたりイタズラを仕掛けたりして、出演者の反応を楽しむという手法。
語源は「ドッキリする」という心臓の鼓動が高まるほど驚く様子を表す言葉である。最後にネタばらしを行うが、ネタばらしは仕掛け人と呼ばれる進行役が番組名や「ドッキリ」と書かれたプラカードを持って登場する方式が多い。といったものだ。
私は【何だ、そんな事か。私を呼び出して、からかって笑い者にしようとしただけではないか。そんな事だろうとは思っていたが。】
と思った。
そして私が、
『それで、結局何?焦らさないで、早く驚かしてよ。』
と言うと、皆一様に、
『 絶対に教えられないよ。それは、後のお楽しみだよ。だって言っちゃったらつまらないじゃない。ねー、みんな。』
などと言って、その【ドッキリ企画】の内容を、時間が経っても誰も全く白状しようとしないのだ。

そうして皆、ゲームなどをしながら大量に酒を飲んでいて明け方になり、私もすっかり飲まされてしまい酷く眠くなってしまったのだ。

私は元旦に別の予定が入っていた事もあり、
『なんか、驚かせる内容も教えてくれないし、眠いから悪いけど先に帰るね。』
と言ったのだ。すると皆が驚いて、
『 絶対に帰っちゃダメだよ。これからが私達が一生懸命考えたサプライズがあるのに。
だってその為に呼んだんだから、とにかく主役は帰っちゃダメだよ。』
などと言うのだ。
だが学校の女友達が考えるサプライズやドッキリ企画など、禄な事が無いに決まっているではないか。
だいいち、そうしたジョークで仕掛ける側ならまだしも、私が仕掛けられたり引っ掛かっる役なんて真っ平である。
それでは正月早々、ただからかわれて馬鹿にされるだけではないか。
『 やっぱり私、帰るよ。眠さが限界だから。』
と私が言うと、皆、
『 ねえ、頼むから、もう少しだけ待ってよ。
絶対に後悔はさせないし、からかったり馬鹿にするのでは無いから、お願い。』
などと言い出したのだ。
そこで私は、
『 何で待たなければいけないの?待つ意味が分からない。だったら今すぐやってよ、何か知らないけど。』
と言うと皆が、
『とにかく太陽が登って外が明るくなるまで待って。こういう事は、深夜じゃなくて明るくなってからの方がいいんだよ。もうすぐ外が明るくなるから。』
などと言い出したのだ。

それで他の者達が、
『ねえ、もうそろそろいいんじゃない。外も明るくなってきたし。実は、あんたをどうしても太陽が登って明るくなってから連れて行きたい所があったの。』
と言ったのだ。
そこで私は、
『でももういいよ。やっぱり私は眠くて限界だから帰るね。』
と言ったのだ。
その時私は、本当に何故か酷い睡魔に襲われ、眠さの限界を過ぎていたのだ。

するとOが、
『眠くても大丈夫だよ。だって元々、あんたに目隠しをしてから、そのまま私達があんたを連れていこうとしてたんだから。だから言ったでしょう、サプライズだって。』
と言うと皆、
『そうだよ。皆、あんたの為に、一生懸命計画してくれたんだよ。あんたを驚かせようって。後で私達に感謝するから。じゃあとにかくあんたは寝てていいよ。というか、私達が、あんたに目隠しをするから、とにかく絶対に目を開けちゃダメ。みんなで腕を引っ張って連れて行くから大丈夫。』
『そうだよ。寝てていいよ。私達がみんなで引っ張っていくから。』
などと言われ、私は、皆から目隠しをされた上に更にその上から手で目の上を押さえられて、皆に両腕を引かれて両手共に別々の者達に繋がれたまま歩き出したのだ。
『ここ舗装されて無いから気をつけて。あと、目は開けちゃダメだよ。』
などと言われ、かなり長い砂利道らしき所を歩き出したのだ。
それにしてもずいぶん長い砂利道だ。
私は、ハイヒールの靴を履いている上に、目隠しをされている為、何も見えないので砂利道だと余計に歩き辛いのだ。

皆、『 もうすぐ、もうすぐ。後ちょっとで着くから。』
などと言うのだ。

そして 誰かが『着いたよ。』
と言うやいなや、私はいきなり目隠しを取られ
『ハッピーニューイヤー!』
と友人達は皆で一斉に叫びながら、
『パン、パン、パン、パン、』
とクラッカーを鳴らしたのだ。

私は『えーっ!何いったい?』とその爆音にビックリした。
見ると、そこは何と明治神宮のお参りする境内
の拝殿の前では無いか。

そしてご丁寧にも、皆で『ドッキリ大成功!』と書かれた長い棒が付いた大きなプラカードまでわざわざ作って持っていたのだ。
そしてみんなで大声で
『イエーイ、ドッキリ大成功だね。』
と言ったのだ。

私は驚くと同時に、【私を驚かせる為に、こんな参拝者数日本一の神社の神様の拝殿でクラッカーを鳴らすなど、何という常識外れで恥ずかしい事をするのだろう。】と本当に唖然としてしまったのだ。
明治神宮とは、昭和天皇の2世代前の天皇である、明治天皇を祭神とする神社なのだ。
そして初詣で【年明け3日間(三が日)】で、例年300万人以上が参拝するという、日本一の参拝者数を誇る神社なのである。

だが、Oを始めとしたその女友達らは、
『あんたの為に、みんなで一生懸命準備したんだよ。だってあんた明治神宮に初詣でに行った事が無かったんでしょう。だからあんたを明治神宮にどうしても連れて来てあげたかったんだ。私達に感謝してよね。』
などと言って
【正月早々、良い事をしたね。大成功だったね。】などと言い合い、満足し、皆で感動して喜び合うばかりか、私の為に頑張ったなどと言われたのである。
それにしても、O達は、明治神宮の境内の拝殿の前で、団体で初詣ででクラッカーを鳴らすなど前代未聞であり、その後にも先にも彼女達の他にそんな事を仕出かす者達などは出て来ないであろう。
下手したらテロリストと間違われかねない行為ではないだろうか。
よく参拝する周囲の人達や警備員や神社の方々の誰からも注意をされなかったというものだ。

私は、
『こんな日本一の参拝者数の神社の境内の拝殿の前でクラッカー鳴らして騒いだら怒られるよ。』
というと、
彼女達は皆
『大丈夫だよ。怒られるどころか間違い無く、神様も絶対に大喜びしているから。』
と言うのだ。
そしてまた、
『そうだよ、皆でハッピーニューイヤーを盛大に祝っているのに怒られる訳が無いじゃない。だって皆で一生懸命準備して、わざわざあんたを明治神宮の神様の前まで連れて来たんだよ。私達だって良い事をする為に本当に大変だったんだから。』
『そうだよ。このプラカードだって一生懸命作ったんだからね。』
などと言い合ったのだ。

こんな事を【私の為に良い事をした。】と喜び合い大騒ぎするなど、皆一体、全く何を考えているのだろうか。と、そんな事があったのだ。
アイマスクというか、目隠しをされるなどと言う話を聞いたのはそれ以来だったのだ。
そして私はそれを思い出したのだ。


そして数週間後に、今度は私一人で日野市の百草園という場所の待ち合わせ場所に向かう事になったのだ。
だが、私の家からかなり遠く、電車でもどれくらいの時間がかかるかも分からず、更に、京王線の駅の名前でもある為、私は、駅の目の前に百草園という植物園があると勝手に勘違いをしていたのだ。
だが実際には百草園のある場所は、百草園という名の付いた駅からはかなり遠く、物凄く急な超激坂として有名な場所であったのだ。
それはまるで山を登っている程のキツイ坂道であったのだ。
私はそんな事情を全く知らず、また高いピンヒールの靴を履いていたので、百草園にたどり着くまでが余計に大変であったのだ。
そんな事もあり、私は何と10分位遅刻をしてしまったのだ。

すると、またしてもそれらしき黒塗りの車が百草園の入口に来たのだが、そのまま行ってしまったのだ。
それで私がK氏に電話をすると、K氏が、
『あちらの方とお話しましたが、天皇陛下との待ち合わせにおいて、遅刻は絶対に許されないとの事で、今日はもう天皇陛下はあなたとはお会い出来ないとの事でした。
あなたは天皇陛下との待ち合わせで遅刻をするだなんて、いったい何を考えているんですか?
遠いだとか山みたいな急激坂だとかは関係有りませんよ。
待ち合わせ時間よりだいぶ早く着く様にすれば良いだけなのですから。
とにかく、まあまた別の機会を作って頂くしかありませんね。』
と言われたのだ。

私も確かに遅刻した事は悪いが、言い訳ではあるが、待ち合わせ場所が、こうしたまるで山登りの様な激坂道とは全く知らなかったし、駅の名前までついていながらこんなに駅から遠いとは思わなかったのだ。
それに私は、こうした途轍もない辺鄙な場所で他人と一度も待ち合わせ等した事が無かったのだ。
その頃、私の携帯電話は通話機能のみであり、スマートフォンの様に、簡単にグーグルマップで所要時間が分かる訳ではないのだ。

実際その前にも、【須崎の御用邸天皇陛下が静養されるのでそこに来てくれ。】と、約束の2週間くらい前に言われていたのにも拘らず、大型の台風により結局、私は当日にわざわざ東京駅まで出向きながら新幹線乗り場の手前で、
『今回は台風で中止なった。』
と、連絡が来た事等もあったのだ。

その後、なかなか次の約束が決まらず、私はその頃、現在のボーイフレンドと付き合い出したのだ。
その頃彼は、夜のクラブで働いていたのだが、しばらく仕事をしていなかったのだ。

だが、ちょうどその頃に、以前彼が勤めていたクラブの経営者から連絡があり、
【今度新しくクラブを作るからそこで働いてくれ。だが、その店をオープンさせるまでしばらく準備に時間がかかるので、その間、系列の金融会社でしばらく働いてくれ。】
と言われ、
【新しいクラブをオープンさせたらそちらに移動するのでその間だけ。】
という約束でその金融会社で働き始めたのだ。

K氏によると、その事が、天皇家の内々の会議で大きな問題となったというのだ。
だがまだほんの数日前にその店のオーナーから連絡があったばかりだったのだ。
それでK氏から、
【私がそうした怪しい金融会社に勤める男と別れないのであれば、天皇陛下と会う事は難しい。という事になったので、その男とは別れてくれ。】
などと私に伝えられたのだ。

それで私はK氏に、
『 いったいどういう事ですか?天皇陛下とは単に少しだけお会いするという事であり、その後は、私は皇族方とは全く無関係になるのですし、海外に移住する訳じゃないですか。
それならば、私が彼と付き合っていても別に関係ないでよね。
それにその金融会社には、クラブがオープンするまでのわずかな間だけ働くという事になっているだけですよ。
しかもずっと音沙汰が無かった、以前彼が働いていたクラブのオーナーが、数日前に彼に急に連絡をして来て、
『新しい店をオープンさせるんだけど、人が足りなくて困っているから、すぐに出て来てくれ。』
等と、ちょうど彼に言って来たばかりですよ。それですぐにと言われたので、まだ働き始めたところですよ。
彼もそんな仕事は、海外に移住する事が決まれば勿論すぐに辞めますよ。
それにお金を頂いたら私も、もう日本から出て行くのですから関係ないじゃないですか。』
と言ったのだ。

するとK氏は、
天皇陛下は、どうやらその後も親戚付き合いをするおつもりではないでしょうか。そうなると、そうした怪しい金融会社の者とは一切関われないのですよ。
ですからあなたに、その男とは別れて貰わければ会えない。と言われている様ですね。』
などと言われたのだ。

だが、祖母の妹だと思っていた【あい】さんが、実は母の実の母親であり、母が昭和天皇と【あい】さんの【ご落胤】であったという真実の為に、【あい】さんや母や私は、公安関係者によって大勢の在日組織や反社会的勢力の者達を使い、私のやる事なす事全てに渡り邪魔をされ嫌がらせをされ続け、そして全ての友人達と引き離されてきたのだ。
これ程、【もう、こんな国には到底いられない。】という程酷い目にあい、常に危険にさらされているのに、その挙げ句に、いくら天皇陛下とは言え孤独な私に、やっと出来た信頼出来る友人とまで引き離す必要は無いではないか。

私はそもそも、もうこんな国から一刻も早く出て行きたいと思っているのであるし、
勿論、天皇家と親戚付き合いをする気なども無かったのだ。
天皇どころか、私は、そもそもこれまでも親戚付き合いなどしていないのだ。

とにかく、お金さえ貰えば、とにかくこんな国とは一刻も早く縁を切りたいというただそれだけだ。
それで私はK氏に、『もう私は只々早急に話を終わらせてこの国から出たいんですよ。
ですから私にも、この日本に友人の1人くらいいてもよいではありませんか。
どうせその友人も私と一緒にこの国から出るのですから。
それに私は、自分の立場が変わったからといって、私の事を大事にしてくれた友人との関係を切るだなんて、そんな事は出来ませんよ。
それでは、ずっと私の友人達が自身を保守する為に私がやられてきた事と同じ事です。
私自身がずっとそうして友人達から裏切られ続けて来たので、自分だけは決して私を大事にしてくれた友人を裏切らないと心に決めているんですよ。
それに私は今まで色んな大変社会的地位の高い知人達から、色々な解決策を持ち掛けられては只々話を引っ張られて、挙げ句の果には裏切られるという事を延々と繰り返されているのです。
ですから、今回のお話も、いくら内調【内閣情報調査室】からの話であろうが、天皇陛下からのお話だとしても、色々な方々がその話に入って来ているのでしょうから、そうした者達がまたしても私の邪魔をしてくるのではないかという不安は消えないのです。
それでもしそのお話がまた私を失望させる為に仕組まれた話だったとしたならば、それでそのボーイフレンドとまで別れてしまったら、また私がバカを見るだけじゃないですか。
私は、これ程長年に渡ってずっと国家権力から嫌がらせをされてきた訳ですよ。
それなのに、天皇陛下とただほんの少しだけお会いする為にボーイフレンドと何も別れる必要は無いじゃないですか。
私が、今までそうした大掛かりな嫌がらせをされていないのであれば、私もそうした話を聞く必要性があるかも知れませんけれども。
何しろ3世代にという長い年月に渡って、国家権力によるこうした嫌がらせをされ続けてきた訳ですからね。
しかも、解決に向けた前向きな話し合いをする事になっていながら、国家権力による、そうした在日組織や反社会的勢力を使った私達に対する嫌がらせは、無くなる気配すら無く、未だに続いているところも私を疑心暗鬼にさせるのですよ。
常識的に考えて、解決に向けた前向きな話し合いをするのであれば、一体何故、私に対するそうした国家権力の横暴を許しているのかと思わざるを得ませんよ。
それに空きあらば私と彼ら嫌がらせ部隊を繋がらせようとしているとしか思えませんしね。
私はあの様な者達では全く話が通じませんし、今日まで私がまともに話が出来る人ってK氏以外はいなかったというのに。
一体何故、知能指数が低い者達ばかりを私に近づけ様とするのかも意味不明ですよ。
こうした話というのはそもそも、【目から鼻へ抜ける】或いは、【1を聞いて10を知る】くらいに、物事の一部を聞いただけで全部を理解出来る程の賢明で察しの良い人物でなければお話にならないでしょうが。
それなのに、10を聞いても1も分からない者達ばかりを延々と私に近づけ様としている訳ですからね。
この国の諜報機関は、世界最低レベルなのはまず間違い無いでしょうね。いやはや、何しろ、国家の諜報機関が在日組織や反社会的勢力と同レベルなのですからね。全く辟易しますよ。
ですから、今の段階ではボーイフレンドを切る事は考えていません。
とにかく、天皇陛下に私にお金と新しいIDを渡して一刻も早くこの国から脱出させて欲しいとお伝えして下さいよ。』
と言ったのだ。。

するとK氏は、
『 内調【内閣情報調査室】の外事の部長から宮内庁の是枝という者を紹介されましたからそちらや、天皇陛下学習院時代のご学友の橋本明さんや鎌田さんの方面とも今、話を勧めていますからそれ次第ですね。』
と言ったのだ。
そしてその後、K氏が、内調【内閣情報調査室】の外事の部長から紹介された宮内庁の是枝からの口利きにより、今度は乃木坂駅の近くの小さな公園でまた私をピックアップする車を寄越すというのだ。
そしてまたしても、そこでアイマスクをしてから、天皇陛下とお会い出来る場所に私を連れて行くというのだ。
そして今度は完全にすっぽかされたのだ。
【すっぽかすくらいならば、待ち合わせなどしなければいいのに。】
と、私は心から思った。
【だから天皇と待ち合わせなどしたく無かったのだ。私が考えていた通り、公安関係の責任者との話し合いで十分ではないか。こうしてまたグタグタすると思ったわ。】
と、私はほとほと嫌になった。
それでK氏は『然しながら、けじめはけじめとしてつけなければなりませんよ。
天皇陛下と一度取り敢えずお会いしておけば、あなたとしてもけじめがついて、新たにやり直せるでしょうし、きちんと契約を履行させる為にはやはり、天皇陛下とお会いして約束される事が一番信用が出来ますからね。
だが、宮内庁の是枝はもう信用出来ませんね。全く内調【内閣情報調査室】なの外事の部長は、んていい加減な者を紹介するんだろう。』
などと言って、今度はK氏は、天皇陛下のご学友の橋本明氏にお会いして相談する事となったのだ。

 

 

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