超ウルトラスーパーAVアイドルプロダクション AV業界の頂点に立った男の真実の物語 16

それよりも、"こんな可愛いまたは綺麗なグラビアアイドルが、実はAVに出演している" というギャップが大事なのだ。
勿論、著作権は、媒体側に有るのだから、媒体側に載せる写真を選ぶ権利が有るのだが、プロダクションサイドは、使う写真を媒体側に、一緒に選定させてもらい、顔が良く写っていて、可愛い、または美しい表情やポーズの写真を選び、過激なものや、ボディのパーツのみの写真等を避け、せめぎ合い、出来る限りこちら側の納得したものを、媒体側に使わせなければならないのだ。

AV女優のグラビア写真を見れば、そういった努力や労力を行使して、きちんとフォロー出来てる事務所か、そうでない、いいかげんな事務所かが、すぐに判る。
こうした細かい作業をせず、何も口出しもしなければ、新人のAV女優など軽く扱われ、どんなにクオリティの高い写真でも、単にただのエログロ写真と化してしまう。
そうなったら価値はグンと低くなる。
グラビア写真を撮る時は、よりアイドルらしく、またちゃんとした女優として扱われ、一流のカメラマンに撮られるほど、その女優の価値も高まるのだ。
写真のグレードやクオリティの高さは、その女優のグレードの高さと当然比例する。
そうした細かい作業に気を配り、さらに営業でより多くの雑誌や媒体に、グラビアを載せ、女優の顔を売る作業を、しなければならない。
そうしてあらゆる雑誌、一流誌から、そうでない男性誌や、AVの専門誌まで、より多くの巻頭グラビアや、表紙を載せ、さらに写真集を決め、その写真集を売る為のパブリシティとして、また新たに雑誌でグラビア展開をする。
こうした一巡の流れ作業を当たり前の様に、一つ一つ丁寧にやる事により、女優の価値もさらに高まるし、AV女優のなかでは、最上級ランクとなり、ビデオの売れる本数も増えるのだ。
全てはビデオを一本でも多く売る為なのだ。
そして、短い女優生命を少しでも長続きさせる大切な作業でもある。
グラビアで売れているヌードのグラビアアイドルが、実はAVに出ている、もしくは、AVに出た、と云う方が、商品価値がグーンと上がるのだ。
その為、グラビアを先行させて知名度を上げてから、ビデオ発売を少し遅らせて出す事もある。
また事務所側は、お金の為にここまで覚悟を決めて仕事をしているのだから、その頑張ってくれている女優の為にも、少しでも本数を増やし、稼げるようにしなければならない。
そうした基本的な事が当たり前に出来て、初めて、しっかりとした営業が出来る事務所として、AVメーカーからも "あの事務所ならしっかりと営業して売ってくれるだろう。" と、信頼を得て、それによりメーカー側も大金を払うのである。