超ウルトラスーパーAVアイドルプロダクション AV業界の頂点に立った男の真実の物語 20

Lでは、かの飯島●のAVの話は、テレビや雑誌等、あらゆる媒体において、タブーであったのだが、所属している他のAV女優もまた、あらゆる媒体においてAVの話題や情報は、タブーであり、AVの情報誌にだけ、グラビアや表紙にはAVの情報は出さないが、ビデオの新作情報やパッケージ写真などを許可していた。当然、AVの情報誌以外の雑誌のグラビア等にも、写真集や、媒体の出演情報等だけを告知し、AV出演の情報は一切載せず、あくまで "グラビアアイドル" という点にこだわり、グラビア界のトップアイドル作りを目指した。

女の子は、AVに出演すると、知人に知られてしまう事が嫌で、皆、その点に一番こだわるのだが、誰にも知られないように、AV出演のみで、パブリシティ(広告)や、グラビアなどの活動を一切禁止にすると、やはり、グラビアなどに沢山出ている女優に比べて、知名度が無い為、需要が少なく、3~5本程度など、はるかに撮れる本数が、少なくなってしまう為、知人に知られるという危険性は、ほとんどないが、AVにまで出演したわりには、稼げずに女優生命を、終えてしまう事になる。

有名週刊誌などに、AV女優として、ヌードグラビアが、掲載されていたら、たちまち知人に知られる事になるが、グラビアに、AVという情報をプロフィールや、紹介文で、一切出さなければ、もし知人に見られた場合でも、勿論その対策として、プロフィールにて、芸名や、生年月日や、出身地、身長等、一切を誤魔化してはあるので、似た人だと誤魔化せばよいし、あきらかに本人だとバレた場合でも、単なるヌードグラビアなら、 "記念に撮った" 等と言っても、その程度ならもう市民権を得ているし、問題はないだろう。

一般の人は、レンタルビデオ店で、アダルトコーナーで、じっくりと見る人は少ないし、ビデオのパッケージ写真では、本人かどうかまでは、見分けがつかないので、この業界の人間や、AVのコアなファンや、レンタルビデオ仕入れ業者にしか、ほぼ判らない事なのだ。
それにより、女優の、知人にバレたらという、不安もなくなり、安心して仕事に専念出来るのだ。
万が一、プロダクションや、メーカーに、本人ではないかと、問い合わせが来ても、勿論、万全の体制で、否定し、ガードをするのだから、証拠は取れないのだから、あくまで人違いだと強く言い張ればいいのである。
さらにLでは、"うちで、このやり方でAVに出演してて、バレた人はいないよ、と、強く言って聞かせ、安心させるのだ。
だが、実際にグラビアの紹介文やプロフィールや、雑誌のインタビューや、イベントのゲスト出演など、あらゆるところにおいて、徹底してAVについての一切の情報を隠すという、そこまでやる事務所は、Lだけだといってよかった。
L独自の方法だったのである。
しかし、こういった仕事ながらも、皆、真面目に真剣に仕事をしているし、結構ちゃんとしているものなのだ。